
SONY Cyber-shot DSC-WX50
よそんちの家の前に咲いていた。
雨が降る夜。
*****
不思議な体験をしたー。
もう、1ヶ月以上前のこと。
昼間の給食を作る仕事で。
その日の給食のメニューに、
デザートとして、ゼリーを作る日で。
ゼリーの素の粉をお湯で溶かして
器に入れて冷蔵庫で冷やし固める、手作りゼリー。
固まった後にホイップをワンポイントで
ど真ん中にクルクルっと乗せるんです。
私、ホイップ乗せるの好きだから、
私やりますっ!って率先してホイップ乗せ。
全部で30個位だったかな。
ホイップ乗せ終わって
上から軽くラップをかけてまた冷蔵庫にしまっておいた。
んで、配膳の時間になってきた頃、
冷蔵庫からゼリーを出したら、
1つだけ、ホイップが乗っかってない。
ラップにも付いてない。
ラップにひっかかって、どこかに落ちたか付いたか…
いや、どこにも付いてない。
でも。
ゼリーの上には明らかにホイップを乗せた跡。
消えたホイップ。
Nさんと、
えー、どこに消えた?
へ?あり得ない!どこに落ちたぁ~付いたぁ?
探しても、どこにも付着もしてない。
ラップにもどこにも。冷蔵庫の中、ドア。
どこにもない。
とりあえず、もう1回ホイップを乗せた。
*****
結局。
落ちたはず、何処かに付着したはずのホイップは
見つからず。
んで、翌日。
いつものように昼食を作り始め。
配膳の時間が近づいてきたその時。
Nさんが、
いや~ん、何これ~
と。
振り返ってみたら、
床とNさんの靴の裏に、真っ白いものが
べっとりと。
そう!ホイップ!!
Nさん「ちょ、何これ何なのぉ~」
私「これもしかして昨日の消えたホイップじゃないですか??」
嘘でしょ、えぇ~と、Nさんは、汚れてしまった床と靴に
悲鳴を上げていたけど。
私。
絶対、タイムスリップしてきたんじゃないかと。
マジで思ってる。
それか、私に
パラレルワールドの存在を教えてくれているのかと。
マジで思ってる(笑)
Nさんが悲鳴を上げてホイップまみれになったのは、
前日の、ホイップがゼリーの上から無くなったことに
気付いた時間とほぼ同じ。
あは。
何か楽しい。
目に見えている、目の前の現実は、
頭の中で描いている妄想と同じくらい
根拠のない幻想だ。
現実が全てではない。